イヤホンの選び方。耳をふさぐか、ふさがないか

使う場面で決まります。外を歩く時間が長いなら耳をふさがないもの、電車の中や集中したいときが多いなら耳をふさぐもの。音質や値段より、この一点で満足度が変わります。当サイトの運営者は両方を持っていて、運動するときとそれ以外で使い分けています。

こんな人向け: イヤホンを買いたいが、種類が多すぎてどれを選べばよいか分からない人/最終更新: 2026年8月15日(土)

「耳をふさぐ」「ふさがない」とは何が違うのですか

耳の穴に入れるかどうかの違いです。耳をふさぐタイプは、耳栓のように穴に差し込みます。まわりの音が入りにくくなり、聞きたい音に集中できます。耳をふさがないタイプは、耳の穴を開けたまま、骨や耳のそばから音を届けます。まわりの音がそのまま聞こえるので、呼びかけや車の音に気づけます。どちらが優れているという話ではなく、正反対の性質なので、使う場面で選び分けるものです。

2つのタイプの違い。当サイトが実際に両方を使ったうえでの比較です。
耳をふさがない耳をふさぐ
まわりの音そのまま聞こえる消せる。切ることもできる
向く場面外を歩く、運動する、家事をする電車やバス、静かに集中したいとき
電車の中走行音が消せず、音量を上げがち走行音を抑えられる
汗をかく運動ずれにくい落ちることがあり、耳に水も溜まる
なくしやすさ左右がつながっていて落としにくい左右が分かれていて片方をなくしやすい

どちらか1つだけ買うなら、どちらですか

外を歩く時間が長い方は、耳をふさがないほうを選んでください。安全に直結するためです。買い物や散歩で外にいる時間が長く、車や自転車が近くを通る生活なら、まわりの音が聞こえることの価値はほかの何より大きくなります。逆に、移動が電車やバス中心で、家の中で使う時間が長いなら、耳をふさぐほうが向いています。音量を上げずに済むぶん、耳にも優しくなります。迷ったら、この1年で外を歩いた時間と、乗り物に乗った時間のどちらが長かったかを思い出してみてください。

運動に使うなら、どちらですか

耳をふさがないほうです。当サイトの運営者は両方を持っていますが、運動のときは必ず耳をふさがないほうを使っています。理由は2つで、汗をかくと耳をふさぐタイプは耳から落ちてしまうことがあること、そして耳に水が溜まってしまうことです。防水と書かれていても、水が入らないことと、汗で落ちないことは別の話です。まわりの音が聞こえるので、屋外で走るときの安全という点でも向いています。

音量はどのくらいまでなら安全ですか

全体の6割ほどの音量にとどめ、長時間続けないことが目安とされています。厚生労働省は、大きな音を長時間聞き続けることで起きる難聴について注意を呼びかけていて、音量を下げること、長く聞き続けないこと、途中で休憩を挟むことを挙げています。ここで意外に効くのが、まわりの音を消せる機能です。うるさい場所では、まわりの音に負けまいとして無意識に音量を上げてしまいます。まわりの音を先に減らせば、小さい音量のままで聞き取れます。音を消す機能は、うるさく聞くための道具ではなく、音量を上げずに済ませるための道具だと考えてください。

出典(メーカー公式の解説)2026年8月15日(土)時点の内容です。仕様や条件は変更される場合があります。

耳が遠くなってきましたが、使っても大丈夫ですか

使えますが、耳をふさぐタイプは注意してください。もともと聞き取りにくいところへ、まわりの音を消す機能が加わると、車の接近にいっそう気づきにくくなります。当サイトの運営者も、歩行中に車が来ているのに気づかないことがあると話しています。外で使うなら耳をふさがないほうを選ぶか、音を消す機能を切って使ってください。なお、聞こえについて心配がある場合、イヤホンで補うことは解決になりません。耳鼻科で相談することをおすすめします。当サイトは医療の助言をする立場にありません。

両方買う必要はありますか

ふつうは要りません。多くの方は片方で足ります。当サイトの運営者が2つ持っているのは、マラソンの練習という汗をかく用途と、電車での移動という静かに聞きたい用途の両方があるからです。この2つがはっきり分かれている方以外は、まず1つ選んで、困った場面が出てきてから考えれば十分です。安いという理由だけで2つ目を買うと、結局どちらかが引き出しで眠ります。

選ぶときに見る5つの点

1. 使う場面で決める。音質から入らない

イヤホン選びで後悔する原因のほとんどは、音質でも値段でもなく、使う場面と形が合っていないことです。電車で使いたいのにまわりの音が入るもの、走りたいのに汗で落ちるものを選ぶと、良い製品でも使わなくなります。まず場面を決めて、それから形を選んでください。

2. 外を歩くなら、まわりの音が聞こえるか

車や自転車の接近に気づけるかどうかは、ほかのどの性能よりも重い条件です。耳をふさぐタイプでも、まわりの音を消す機能は切れますし、外の音を取り込むモードを持つ製品もあります。買う前に、その切り替えができるかを確かめてください。切り替えられない製品を屋外で使うのはおすすめしません。

3. なくしにくいか

左右が分かれている製品は、片方だけを落とすことがあります。当サイトの運営者も、この点だけは気になると話しています。左右がバンドでつながっている形なら、この心配はほとんどありません。小さいものを落としやすい方、電車やバスでの乗り降りが多い方は、ここを重く見てください。

4. 耳に合うサイズがあるか

耳をふさぐタイプは、耳に入れる部分の大きさが合っていないと痛くなり、外れやすくなり、音の聞こえ方も変わります。付属するサイズの数を確かめてください。耳をふさがないタイプでも、頭の大きさに対してバンドが短いときつく感じます。サイズの選び方をメーカーが示している製品なら、買う前に測っておくと失敗しません。

5. 操作が指で分かるか

画面を見ずに、指の感触だけで音量や再生を操作できるかどうかが、日常の使いやすさを決めます。歩いているとき、料理をしているときに、いちいちスマホを取り出すのでは意味がありません。当サイトの運営者は、指で触るだけで早送りも音量調整もできる点を挙げています。

いま買うべきか、セールを待つべきか

次の大型セールまで52日あります。3週間以上先なので、必要なら待たずに買って構いません。

この条件に当てはまる商品

耳をふさがない骨伝導イヤホン Shokz OpenRun Mini

耳の穴をふさがないので、音を聞きながら周りの声や車の音も聞こえる。耳に入れるタイプが苦手な人と、外を歩きながら使いたい人向け。

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周りの音を消せるワイヤレスイヤホン Anker Soundcore Liberty 5

周りの音を消して、聞きたい音だけを聞くためのイヤホン。電車の中や、話し声を聞き取りたいときに効く。ただし歩行中は車の音にも気づけなくなるので、その場面では機能を切って使うこと。

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