格安SIMへの乗り換え手順。何を、どの順番でやるか

申し込む前に決めること・確かめることが5つ、申し込んでから2つ。全部で7つです。
手続きそのものより、順番を間違えて途中で止まることのほうが多いので、上から順に進めてください。
1. いまのメールアドレスをどうするか決める

携帯会社のメールアドレス(@docomo.ne.jp など)は、乗り換えると止まります。上の画面のように各社が「持ち運び」サービスを用意していて、月額を払えば使い続けられます。払わずに Gmail などへ移す手もあります。
どちらにするかを、この時点で決めてしまいます。
見落としやすい期限持ち運びには申し込みの期限があります。auの場合は解約後31日以内で、過ぎるとそのアドレスは二度と戻りません。「あとで考えよう」がいちばん危ない箇所です。
2. 家族割やセット割を確認する
家族でまとめて契約している場合や、自宅のインターネットとセットで割引を受けている場合、自分だけ抜けると残った家族の料金が上がることがあります。いまの会社のマイページか窓口で確認します。
家族に確かめてから進む「自分は安くなったが家族が高くなった」となると、家全体では損をします。確認せずに進めないでください。
3. 支払い方法を決める
格安SIMはクレジットカード払いだけの会社が多く、口座振替に対応している会社は限られます。カードを使いたくない場合は、この段階で対応している会社に絞り込みます。
後で気づくと戻れない申し込みの最後の画面で気づくと、そこまでの入力がすべて無駄になります。
4. いまのスマホが使えるか確かめる

各社のサイトに「動作確認済み端末」という一覧があります。端末とは、いま使っているスマホ本体のことです。
上の画面のように、メーカーを選んで機種名を入れると、自分のスマホが使えるかが分かります。載っていれば使えます。
機種名は、スマホの「設定」の中の「端末情報」や「デバイス情報」で確認できます。
SIMロックという言葉を見かけたら。ほかの会社では使えないようにする仕組みのことですが、いま買える機種にはかかっていません。総務省が2021年10月以降に発売される端末について原則としてかけないよう定め、2023年10月以降に販売された端末はすべてかかっていない状態になっています。解除はどの会社でも無料です。
気になるのは、それより前に買ったスマホを使い続ける場合だけです。iPhone は「設定」→「一般」→「情報」に「SIMロックなし」と出ていれば大丈夫で、Android は「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」で確かめられます。
一覧に無い機種の扱い一覧に無い機種は、使えたとしても電話やデータ通信の一部が動かないことがあります。避けるのが無難です。
5. いまの会社のIDとパスワードを用意する

数年前まで必要だった、乗り換える前にいまの会社から番号を発行してもらう手続きは、主要な会社どうしなら不要になりました。上の一覧に、いま使っている会社と乗り換え先の会社が両方あれば、その手続きは要りません。
かわりに、申し込みの途中でいまの会社のページに一度移ってログインを求められます。
ここで止まる人が最も多いここで止まる人が最も多いところです。IDとパスワードが分からない場合は、申し込みを始める前に再設定しておいてください。なお上の一覧は公式ページで2026年3月時点として公開されているものです。対応する会社は増えていくので、載っていなくても最新の状況を出典先で確認してください。
6. 申し込む
新しい会社のサイトで申し込みます。途中でいまの会社の画面に移り、確認を済ませると申し込み画面に戻ります。本人確認書類の撮影が必要です。
途中で「SIMカード」か「eSIM」かを選ぶ場面があります。迷ったら SIMカードを選んでください。この記事の次の手順は、SIMカードが郵送で届く前提で書いています。
eSIM はカードの要らない方式で、郵送を待たずに使い始められます。IIJmio は音声通話つきで最短即日と案内しています。ただし対応している機種が限られ、あとで別のスマホに移すときにカードのように差し替えられず、発行し直す手続きが要ります。急いでいないなら、選ぶ理由はありません。
本人確認の写真のコツ運転免許証などの撮影でつまずくことがあります。明るい場所で、影が入らないように撮ってください。
7. SIMが届いたら切り替える
案内に従って切り替えの操作をします。この作業の最中だけ、短い時間ですが電話が使えなくなります。終わったら、実際に電話をかけて、インターネットも開いて確認します。
作業する時間帯平日の昼間に作業してください。夜間や日曜に始めると、うまくいかなかったときに問い合わせ先が開いていません。
途中で「やっぱりやめておこう」と思ったら
ここまで読んで気が進まなくなったなら、やめて構いません。とくに次に当てはまる場合は、続けないほうが良い結果になります。
- スマホの分割払いが残っている人。乗り換えても支払いは続きます。残額を確認してから決めてください
- いまの会社で家族割やセット割の中心になっている人。自分が抜けると家族の料金が上がることがあります
- 手続きを対面で見てもらいながら進めたい人。この手順はすべて自分で操作する前提です
読み終えて進めそうだと思ったら
不安が残っているうちは、無理に進めないでください。読む順番は、不安を解く → 手順を知る → 会社を選ぶ、です。
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