使っている方の話をどう聞いているか
このサイトの商品ページには、「使っている方に聞いて分かったこと」という見出しが出てくることがあります。 それが何なのか、どう集めているのかをここに書いておきます。
なぜ人に聞いているのか
このサイトは、私が実際に使ったものだけを載せる方針で始めました。 その方針は変えていませんが、私ひとりが買って試せる数には限りがあります。 調べただけの記事を増やすくらいなら、実際に使っている方に聞くほうが確かだと考えました。
メーカーの公表資料を読めば書けることは、どこにでもあります。 使った人にしか分からないのは、こういうことです。充電しているとどのくらい熱くなるか。 コンセントに挿すと隣の差込口をふさぐか。長く使うとどこから傷むか。 聞いているのはそういう部分です。
いつ何件聞いたか
これまでに伺ったのは、合わせて50件です。 2026年8月17日から8月21日にかけて、募集を3回に分けて集めました。
- スマホの周辺機器 全般 — 20件。分野を決めずに、お持ちのものを1つ選んでいただきました
- ワイヤレスイヤホン — 20件。5,000円以上のものに限りました
- 充電器・モバイルバッテリー・充電ケーブル — 10件
3回とも、決めた件数が埋まったところで締め切っています。 集まらずに打ち切ったものはありません。
届いた50件は、すべてそのまま受け取っています。中身を読んでから、こちらの都合で落としたものは1件もありません。
どうやって聞いたか
製品はこちらで指定していません。いまお使いのものを、答える方に選んでいただいています。 メーカーの指定もありません。 こちらが選んだ製品の感想を書いていただく形ではない、ということです。
質問は、どなたにも同じものを10問。 そのお答えに応じて、その場で掘り下げる質問が足されます。 実際にお答えいただいた数は1人あたり11問から21問で、多くの方が16問ほどでした。 時間にすると15分ほどかかります。
「便利でした」で終わらせないための作りです。 先に「どんな場面で使っていますか」と場面を決めてから、 「そのとき困ったことは」と重ねていきます。
写真も3枚お願いしています。 お持ちでないと撮れないものを指定してあります。
- 商品の全体。ご自宅で撮ったもので、 商品ページのような白い背景のものは受け付けません
- 普段置いている場所、または使っている場面。片付けずに撮っていただきます
- 型番や品番が読める部分
3枚目は、貼っていただいた Amazon のページと同じ製品かどうかを、こちらで確かめるためのものです。
謝礼をお渡ししています
クラウドソーシングのサイトを通じて募集し、お答えいただいた方には謝礼をお渡ししています。隠すことではないので書いておきます。1件あたり250円で、 充電器・モバイルバッテリー・充電ケーブルの回だけは150円でした。
ただし、良い内容を書いていただくための謝礼ではありません。お願いしているのは、実際に使った方の時間をいただくことへの対価です。 依頼の時点で、次の2つを条件にしています。
- 不便だと感じたことを必ず書いていただくこと。ここが空欄、または「特にありません」だけの回答は受け付けません。これは募集の依頼文に書いてあることで、 お答えいただく前からの約束です
- 実物の写真を撮っていただくこと。置いている場所や使用感の分かる部分など、 お持ちでないと撮れない条件を指定しています
良い声だけを選んで載せません
これがいちばん大事なところです。都合の良い意見だけを選んで並べれば、実際より良い商品に見せられます。それをしないと決めています。
そのために、依頼文には「悪く書いていただいても、評価が下がることは一切ありません」と書いてあります。 書きにくい空気を作らないためです。 不便だったことを書いていただくのが、この募集の目的だからです。
聞いた不満は、良かった点と同じ場所に載せます。 商品ページの「向いていない人」の欄は、そのために作ってあります。 買わないほうがよい方に買わない判断をしていただくことが、 このサイトが役に立てる数少ない場面だと考えているためです。
誰の体験かを必ず書きます
聞いた話は、私自身が使った話と同じ重さで扱います。実際に使っている方の話は、資料を読んで書いたものより確かだからです。 格下には置きません。
ただし、混ぜません。私が使っていないものを「自分で使った」とは書きません。 これは記事の質の話ではなく、事実の話です。 商品ページでは見出しを分けてあるので、 どちらの体験なのかは読んでいて分かるようになっています。
書き方はこちらで整えています
聞いた内容は、話し言葉のまま届きます。 それを読みやすい文章に整えるのは私の仕事です。ただし、聞いていないことは足しません。言い回しを変えることはあっても、 言われていない事実を書き加えることはしていません。
いただいた回答は、いただいたままの文でも手元に残してあります。整えたあとの文が元の話から離れていないかを、あとから見返せるようにするためです。
個人情報は聞いていません
お名前、ご住所、連絡先は聞いていません。 写真についても、宛名や住所の写り込みがないようお願いしています。 いただいた回答は記事を書くためだけに使い、ほかの用途には使いません。